【トモダチコレクション】ニセキチの魅力
12月1日に投稿されたこちらの動画
「トモダチコレクションであそぶよ」と題されたこの動画でくまきちは自分そっくりのアバター「くまきち」を作ります。
本物のくまきちとまぎらわしいので、以下このブログではアバターのほうのくまきちを「ニセキチ」と呼ぶことにします。
「ニセキチ」というとなにか悪意をもったなりすましかのような印象を与えてしまうかもしれませんが、私はむしろこのニセキチの「くまきちのようでいてくまきちらしくない部分」に魅力を感じています。以下、当ブログの考えるニセキチの魅力を3つ書き出してみようかなと思います。
1.外見
ニセキチの第一の魅力はなんといってもその外見です。トモダチコレクションの世界で可能な限りくまきちに近づけるために、そうせざるを得なかったと思われますが、それでも中高年男性を思わせるような頭頂部と、耳の輪郭に見立てられた特徴的な太眉は唯一無二の個性を放っています。じっとみていると一瞬もうただのおじさんにしか見えないときがあるのが不思議です。
2.平坦な感情
本家のくまきちが喜怒哀楽を表情豊かに表現するのに対して、またニセキチはまるでロボットのようにその表情を変えません。しゃべるときも音声合成ソフトのような抑揚のないしゃべりかたで、その言葉からはまったく感情が読み取れません。その割に
「一生のうちで一番幸せな時間は、もう過ぎてしまったと思いますか?」
という哲学的な問いを突然放り込んでくるあたり、きんたろうのサイコパスさを思わせるような魅力があります。
3.歌詞のワードセンス
くまきちのワードセンスを学習したと思われますが、いかんせん学習するためのAIがポンコツなため常人では考えられないような摩訶不思議なポエムを生み出しています。以下、一例を挙げます。
- まいにち紅茶おねがいや 『もえるたましい』より
- 青汁つまりお茶を食べた 『もえるたましい』より
- まいにちねぼう ひるさがりもう 『おねぼうやさん』より
- ベッドはほんとあいしてる 『きょうもくまきち』より
・・・なんというか、非常に母性本能をくすぐられる歌詞が多いですよね
まとめ
くまきちがトモダチコレクションの世界の中で作り上げたアバター「ニセキチ」。アバターといいながら、もうそれはくまきちのように見えてくまきちではないなにかでした。今後また登場する機会があるのかはわかりませんが、私もそんなニセキチに愛着が湧いてしまったファンの一人です。