トリックオアトリートメントとは何か
ハロウィンの季節になりました
さっそくですが、知る人ぞ知るきんたろうのハロウィンフレーズで
「トリックオアトリートメント」
というのがあります
おかしもらった pic.twitter.com/xo30hlncHe
— きんたろう (@ki_n_ta_ro) 2021年10月31日
一般的には「トリックオアトリート」と言われることが多いのですが、なぜきんたろうは「トリックオアトリートメント」と言っているのでしょうか?
今回はこの謎について考察していきたいと思います
仮説1:トリックを名詞と勘違いしてしまっている
「トリックオアトリート」は英語で書くと Trick or treat であり、さらに省略されている単語を補うと Treat me, or we will trick you となります
つまり「トリックオアトリート」の「トリック」というのは名詞ではなく動詞で「いたずらする」という意味なのですが、これは若干日本人には馴染みがないかもしれません
というのも「トリック」とカタカナで書かれてしまうと例えば推理小説のトリックなどのように名詞で「魔法」や「仕掛け」のような意味で使われることが多いからです
もしきんたろうが「トリック」を名詞だと勘違いしていたとしたら、整合性を保つために動詞の Treat ではなく名詞の Treatment を文末に持ってくる可能性はありそうです
仮説2:お菓子ではなくてトリートメントが欲しい
もう一つの仮説として、きんたろうが Trick を動詞だと分かった上でそれでもあえて Treatment という単語を使っている可能性を考えてみたいと思います
トリートメントといえば日本でよく使われるのは髪の補修に使われるような化粧品・薬品ですよね
きんたろうに髪はないですが、シロクマがベースになっている以上、体毛(毛皮)はふさふさと生えております
これが普段どのように手入れされているかは我々視聴者の知るところではないですが、普段のきんたろうの毛の白さ、きれいさから察するに普段から相当な手入れがなされていることは推察に難くありません
したがってさぞかしトリートメントの消費量も早いことでしょう
こういう前提に立ってみると、きんたろうがハロウィンで本当に欲しいものはお菓子ではなくトリートメントであり、そのため英語圏のフレーズとは若干ずれてしまっていることは承知した上で「トリックオアトリートメント」(トリートメントをくれ、さもないといたずらするぞ)と言っているのではないでしょうか
なにはともあれ「トリックオアトリートメント」にはきんたろうのかわいさが全て込められています
みなさんも今年のハロウィンは「トリックオアトリートメント」で過ごしてみてはいかがでしょうか?