なぜきんたろうは「緊張することはいいことだ」と言っていたのか
「♪キンチョーすることは〜 いいことだ〜」
from きんたろうの楽器演奏
一瞬「あれ?」と思われた方も多いはず
それもそのはず、きんたろうは登場の時から一貫して「どうしたら緊張を和らげられるか」というスタンスで動画に登場していました
きんたろうのデビュー曲「くまきちみたいになりたくて」では、歌のうまいくまきちに憧れて一生懸命に歌を歌うきんたろうの姿があります
ここできんたろうは憧れのくまきちに近づくため、くまきちからもらった「勇気の出るネックレス」をつけて歌唱に臨みます
このスタンスで考えれば、きんたろうにとって「緊張」とは克服すべき対象のはずで間違っても「緊張するのはいいことだ」なんてことにはならないはず
しかし、そこには緊張の持つやっかいな性質が関係しています
それは、緊張しないようにと思えば思うほど実際には緊張が強くなってしまうという負のスパイラルです
(出典:https://kenko.sawai.co.jp/theme/202004.html)
このスパイラルから抜け出す方法は一つ、一旦緊張をあるがままに受け止めてみることです
緊張を肯定的に受け止めることによって、逆説的に緊張が解かれるという考え方は、実際に認知行動療法として臨床心理学の分野でも認められているようです
つまり、きんたろうは臨床心理学の知見を利用して、自身の緊張に対処しようとしていたのではないか、と本ブログは考察します
そういえば熊吉の赤ちゃんもそんなこと言ってましたね
キンチョ和らいだ
赤ちゃん「緊張するってことは、完璧にしようって思いすぎてる」
赤ちゃん「完璧じゃなくても、いいんだよ、きんたろ」
くまきち先生の本日のお言葉
「緊張しやすいところもきんたろうのいいところだと思うけど、これで(緊張が)和らいだらイイネ」
けだし至言です