くまきち考察ブログ

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【きんたろう】「不思議なショコラ」の歌詞の伏線

きんたろうの最新ソロシングル「不思議なショコラ」

 

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特にサビの歌詞が印象的です

 

食べたら全部なくなった だけどそこには愛が残ったよ 

 

さて、きんたろうはこんないい歌詞をどうやって思い付いたのでしょうか?

 

その伏線は「不思議なショコラ」より前に撮影された「生活まとめ 19」の中にありました

個人的に何度も見返している牛乳寒天回です

 

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この回は物語の主役であるくまきちは出演せずに、カーパ/たおぷりん/きんたろうとくまきちの世界の中でも指折りの個性派揃いが軒並み出演するとても珍しい回となっています

 

そのため、ツッコミ不在のストーリが展開されるのはご愛嬌

 

実はこの動画の最後に「不思議なショコラ」のサビの一節が登場します

ぜーんぶ 食べたら なくなった

ぜーんぶ 食べたら なくなった

そこには身体を左右に揺らすきんたろうダンスとともに、空になった牛乳寒天の容器を見ながら高らかに歌うきんたろうの姿がありました

 

この「全部食べたらなくなった」というフレーズは一見すると当たり前すぎて「何言ってんだ」と思われるかもしれませんが、筆者はここにきんたろうのワードセンスを見ました

 

世の中当たり前のことほどそれに気づいて言語化するのがどれだけ難しいか

 

少なくとも私は何かものを食べた後に「全部食べたらなくなった」という言葉を産み出すだけの感性を持ち合わせている自信がありません

 

そして「不思議なショコラ」にてきんたろうはそのフレーズをさらに発展させ、もはや詩人の域にまで高めます

 

それが冒頭のフレーズ

 

食べたら全部なくなった だけどそこには愛が残ったよ 

 

であります

 

この感動的なフレーズの背後には世の中の人間には当たり前になりすぎた現象に気づき、それを鋭く言語化するきんたろうの類稀なるワードセンスがあったのでした