くまきち考察ブログ

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なぜうさじはステーキを食べたがるのか

「ステーキ食わせろ!」

youtu.be

 

うさじと言えばステーキ。ステーキと言えばうさじ。うさじの楽曲の歌詞には頻繁にステーキが登場します。筆者が確認した範囲だけでもこんなにあります。

  • USAGI3
  • やっと見つけた!最強の石~くまきちの望む世界
  • うさじROCK
  • くまくま大集合2020

しかし、よくよく考えてみると、うさぎは草食動物です。

 

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/7/7a/Oryctolagus_cuniculus_Tasmania.jpg/1024px-Oryctolagus_cuniculus_Tasmania.jpg

 

牧草ならまだしもステーキなんて本来は天と地がひっくりかえっても食べないはず。にもかかわらず、なぜうさじはこんなにもステーキを食べたがるのでしょうか? 本記事ではその理由を2つ考察してみました。

 

仮説1:くまきちの世界が極寒であるため

2019年2月1日に投稿されたNATIONAL GEOGRAPHIC日本版の記事では、従来の定説を覆し、動物の肉を食べるうさぎが確認されたカナダの研究論文を紹介しています。記事によれば気温がマイナス30度以下など、植物の見つからない過酷な冬では、栄養は補給するために動物の肉を食べることがあるそうです

 

つまり、もしくまきちの世界がマイナス30度を下回る極寒であった場合、他に食べるもののなくなったうさじが環境に適応する形で肉食化した可能性があります。よく考えればくまきちはシロクマであり、シロクマのくまきちが動画ではたびたび服を着ている姿が確認されているところから、くまきちの世界はかなり寒さの厳しい世界であることがうかがえます。

 

ちなみに、うさじスリーの最初の楽曲、USAGI3が最初に発表されたのが2018年7月22日、Michael Peers 氏が上記の論文を発表したのが2018年の12月1日。なんとUSAGI3の発表はPeers氏の論文の発表よりも先です。筆者はPeers氏が何らかの形でUSAGI3のMVを視聴し、そこからウサギに関する新しい発見の手がかりを得た可能性も十分にあると考えています。

 

仮説2:ロックの精神を体現するため

言うまでもなく、うさぎの天敵はキツネやクマなどの肉食獣です。つまり動物の肉を食べるという行為はうさぎにとっては食物連鎖ヒエラルキーを逆転させる下剋上のシンボルという捉え方もできます。そして、下剋上といえばロック!

 

つまりうさじの言う「ステーキ食わせろ!」は食欲としての「ステーキが食べたい!」という意味ではなく、「今から下剋上してやるよ!」という肉食獣に対する宣戦布告だったのです。本能としてはステーキなんかまったく食べたくないけれども、食物連鎖で弱い立場におかれている自分と仲間を守るために発せられた魂の言葉だったのです。

 

そう考えると「最強の石」を使ってうさじが「世界をステーキだらけにしたい」と言っていたのにも納得がいきます。うさじにとってはステーキそれ自体はどうでもよく、それに至るまでの過程が重要ではなかったのでしょうか。

 

まとめ

うさじにとっての「ステーキ食わせろ!」って人間にとっては何なんでしょうか? 資本主義社会に対するアンチテーゼとして「お金を燃やせ!」とか言ったら結構ロックな気もします。