うさじの半生を考察する
今回はくまきちのCD2に収録されている『うさじミュージカル』から、うさじの幼少期からバンド結成までの間を私なりに考察してみようと思います。ここで言及している音源はなんとYoutube Musicで無料で聴けます。
バンド結成前 「与えられたことをあきらめずにやることが重要」
「うさじミュージカル#1毎日勉強」には毎日勉強に勤しむうさじの姿とそれを見守る「ばあや」と呼ばれる存在が描かれます。この「ばあや」というのがうさじのお婆さんなのか、うさじ家に仕えているメイドさんなのかはわかりませんが、この楽曲でうさじは「うさじお坊ちゃま」と呼ばれています。いずれにしてもうさじが割と裕福な家庭で育てられていたことは間違いなさそうです。
幼少期からここまで勉強しているということはおそらく受験勉強でしょう。おそらくこの時点ではミュージシャンになるという気持ちは一ミリも持っていなかったと思われます。
ロック4との出会い 「信じるんだ自分自身を」
「うさじミュージカル#2ロック4との出会い」ではうさじがロックバンドを組むきっかけとなったバンド「ロック4」との出会いが歌われています。
ここで「うさじスリー」というバンド名が実は大人気バンド「ロック4」に憧れて名付けられたものであることが示唆されます。もちろん、かつて60年代には多くのバンドが「ザ・○○ズ」という形式を踏襲していたように、くまきちの世界では「○○スリー/フォー」という呼び名がロックバンドのテンプレ的な意味を帯びている可能性もあるのですが、わざわざ歌にするくらいであることを考えると、「うさじスリー」にとって「ロック4」は憧れの伝説的存在と言ってもよいと思います。
ギター練習開始 「今やるべきことは勉強だけど、やりたいことってなに?」
「うさじミュージカル#3 繰り返しの日々」ではロック4の衝撃とこれまで自分の生活の中心だった勉強との葛藤が描かれます。今の自分の生活に足りていないのはギターだということに気づいたうさじはついにギターの練習を開始します。ここからわかるのは、この物語の主人公は3人いるうさじのうち「ギターのうさじ」と呼ばれる2人のうちのどちらかであるということです。過去の動画内でわかるるように、「ドラムのうさじ」はやや控えめ性格で「他のメンバーはカリスマ性がある」と語っていたことから、「ギターのうさじ」のどちらかがリーダで、「ドラムのうさじ」は二人に誘われて加入したと考えるのが自然でしょう。
うさじスリー結成
上記のように、メンバー集めの過程についてはまだ明らかになっていません。次の場面はバンド結成後の話になります。バンド結成後は代表曲「USAGI 3」や「ウィーアー座チャンピオン」などをリリース、大人気ラビットバンドとしてテレビ出演も果たします。そこではロックで硬派なキャラクターとその背後にある謙虚さが映し出されており、うさじスリーのこれからのさらなる活躍が期待されます。
うさじの半生を振り返って
個人的にはきんたろと1,2を争うくらい大好きなうさじですが、動画への登場頻度は現状あまり高くありません。先ほどの「うさじミュージカル」のMVなどが公開されたらかなり情報量としては増えるのではないかと思われるのですが、現時点でうさじについての情報はかなり限られています。
あと、これは私のひそかな夢ですが、「くまきちライブ」みたいな感じで生でうさじの曲を聴くようなイベントがどこかで開催されたらいいなぁと思っています。もちろんセトリのトップバッターはこの曲で。